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弁護士秘書のイケないお仕事
第3章 変化

「今度の三連休に、温泉に行こう。」
何と、先生からのお誘いだ。
普段旅行やレジャーに行っている様子など感じられないが、私となら逃避行してくれる、、、
とにもかくにも、そう言われて断るわけがない。
嬉しくて、天にも昇る想いだった。
彼は交通事故が主力であるからか、クルマには乗らないので、グリーン車の切符を私が手配して湯河原まで出掛けることにした。
こういうとき、上流の宿を選んでおいてと言われるのが弁護士と付き合うステイタスだ。
普段、数百円のために仕入れをしたり、行きたくもない駐車場をまわって、一円でも多く稼がねばならない私には、一泊二万円位する宿に泊まるのは、大変な贅沢であった。
お金を出してもらう度に、先生が好きになる。
先生の財力に恋したわけではないが、魅力の一つとなっていることは疑いようがない。
『お前のことが、好きなんだ。』
先生が自嘲気味に言う。
「私も先生が大好き」と、先生の手を握る。
少しうれしそうなな表情をされ、はしざかという昔の男を思い出した。
何と、先生からのお誘いだ。
普段旅行やレジャーに行っている様子など感じられないが、私となら逃避行してくれる、、、
とにもかくにも、そう言われて断るわけがない。
嬉しくて、天にも昇る想いだった。
彼は交通事故が主力であるからか、クルマには乗らないので、グリーン車の切符を私が手配して湯河原まで出掛けることにした。
こういうとき、上流の宿を選んでおいてと言われるのが弁護士と付き合うステイタスだ。
普段、数百円のために仕入れをしたり、行きたくもない駐車場をまわって、一円でも多く稼がねばならない私には、一泊二万円位する宿に泊まるのは、大変な贅沢であった。
お金を出してもらう度に、先生が好きになる。
先生の財力に恋したわけではないが、魅力の一つとなっていることは疑いようがない。
『お前のことが、好きなんだ。』
先生が自嘲気味に言う。
「私も先生が大好き」と、先生の手を握る。
少しうれしそうなな表情をされ、はしざかという昔の男を思い出した。

