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弁護士秘書のイケないお仕事
第3章 変化
「年甲斐もなく、、、いや、刺激は欲しかったんだ。だから、由梨とこうして会えて、俺はとても幸せだよ。」
先生が抱きしめてくれる。
暖かい、彼の体温。
大きくてごつごつした、憧れだった先生の手をまじまじと触りながら見れるのは、優越感だった。
「ずっとこの手に触れたかった。ずっとこうしたかった、、、」

私は彼の唇を奪った。
恋をすると、いや、オトコを愛すると、オンナはこんなにも積極的になれる。

何しろ、彼は初めて出会った「自然の成り行きの恋人」なのだ。
不倫であろうと、25歳年上であろうと、私は彼のオンナで、彼にとって初めての「うんと年下の恋人」なのだ。
それに、私は彼の歴代女性の中で、極端にエロい自負があった。
勿論、不倫だからこそ、私の存在は、カラダで満足させてあげてなんぼということもあるが、、、。

だから、お互い異性という物をしっているようでいて、新鮮な感覚がずっとある。


「これから食事に行こう」
一度愛し合った後、彼が煙草に火をつけた。
「先生と一緒ならどこでも嬉しい。」
彼には思考停止とか言われそうだが、恋をした女は素直だし、そうあらねば関係が続かないことは、私のさんざん失敗した教訓だった。

私は、このあたりで行ってみたいレストランに思いを馳せた。
すると、彼がタクシーを呼んだ。
「Yまで」
えっ?今からかれのいえ?

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