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抱き締めて、抱き締められて
第1章 はじめての夜

優樹の両手が俺の頬を包む。


「浩司....」


「ん?」


「初めてだよ....こんな気持ち。........あたしね、浩司のこと........ちゃんと、大好きだよ。だからね、んと........して?」


優樹の言葉が耳に届くと同時にギュッと抱き締める。
柔らかな膨らみと火照る肌が俺の身体に伝わるとさらに沸き上がるこの気持ち。


「俺は....愛してるし、たくさん愛してあげるよ」


そう言うが早いか俺の唇は優樹のもとへ吸い寄せられるように重なりあう。


潤いのある音が響き、俺の掌の中では優樹の胸が形を変えていく。


尖端がプックリしてきたら摘まんで、擦って、捻って........吸い付いて、口の中で転がし舌で突く。


優樹の甘い声が聞こえたらもうひとつの尖端へ。


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