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抱き締めて、抱き締められて
第1章 はじめての夜

「ん~そのお願いは難しいなぁ........」


「そ、んなぁ....ンアッ........」


「今はちょっと痛いと思うけど、段々気持ちよくなるから、ね?」


チュッ!額にキスをして優樹の背中に腕を通し抱き締める。
優樹の腕も俺の肩にしがみついたら、ゆっくりと腰を揺らし始める。


「ンッ....ンッ....ンッ........」


俺が奥を突く度に、優樹の甘い声が耳に届く。
初めての優樹に無理をさせたくはないのだが........可愛く哭くし、俺を締め付けるし。


だから、どうしても、腰の動きは早くなる。

仰け反る身体も........

ピンと伸びる長い足も........

与える刺激を受け止めてくれる優樹が堪らない........


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