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抱き締めて、抱き締められて
第1章 はじめての夜
愛する人が腕の中で寝ている。
こんな状況、幸せ以外ない。
少し身体を離して優樹を見ると........気持ち良さそうに寝ている。
激しく抱いたつもりはなかったが、やっと触れられるというこの思いは、余すことなくぶつけてしまっただろう。
『おやすみ、優樹....』
俺を受け入れてくれてありがとう。
これからも変わらぬ想いを君に届けると誓うよ。
だから、ずっと俺の傍にいて欲しい。
『愛してる....』
そう心で呟いて、俺も眠りにつくのだった。