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抱き締めて、抱き締められて
第2章 幸せな甘い時間

初めて結ばれて迎えた朝も、目覚めてすぐに抱かれてたくさん愛してもらえた。


けれど、二人で果てたあとに
『また抱いて欲しい....』
なんて思ってしまったことは、絶対に浩司には言わないでおこうと誓った。



だって........

言わなくても、浩司の手はまた小箱に伸びていくんだもん。


「アッ....ンッ....」


ほら、また中に入ってきた。


ほら....アッ....また........


「優樹....」





浩司の肌とぶつかる音が消えるのは、お腹の虫が『ぐぅ~』っとなったときだった。


もちろん、あたしのお腹ね........。


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