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抱き締めて、抱き締められて
第4章 可愛すぎて困ります........

あゆみはベッドに腰掛けて、宏樹の口を右乳へ寄せてかぶりつかせる。


宏樹なんて、臭いでわかるのか小さいくせに大きく口を開けて『どこだぁ~』っていう感じでお目当てのモノ目掛けて頭突きするかのよう。



そんな二人を見てるだけて幸せなんだけど........参加できない寂しさもあったりする。



可愛い二人と一緒に過ごせる今、この時。
俺の人生悔いなしかも?


「なぁ、あゆみ?」


後ろから二人をそっと抱き締める。


「なぁに?ユズくん」


宏樹を見つめながら答えてくれるあゆみ。


「今度は、あゆみに似た姫さんが来てくれるといいな?」


あゆみの頬にチュッとキスをする。少し赤らむ顔がまた愛おしい。
見下ろして宏樹にを見れば、小さな手が胸の膨らみを鷲掴み。


「今だけだからな?早くパパに返してくれよ?」


なんて急かしても、息子は必死にエネルギー補給中。

はぁ、本当に可愛すぎて困るよ。
俺、幸せすぎてバチでも当たりそうだ........。


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