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抱き締めて、抱き締められて
第5章 ヤキモチ、妬きました........
突き上げる角度を少し変えて奥へ奥へと有希を求める。
喘ぐ声に吐息も含み、俺の声も重なる。
「有希....」
「ンッ....コータっ....」
抽送を速めてまもなく有希の中では俺の熱が弾け、受け止める有希は俺の肩に爪を立てた。
繋がったまま脱力した有希の身体を抱き起こし、キスをする。
「有希....おかわり、いい?」
聞きながらでもキスは止めない。
有希の顔にかかる髪を掻き上げてあげる。
「ンッ....いい、よ....あたしも....ほしっ....」
下から突き上げて揺さぶると、有希も腰を動かして締め付ける。
有希の締め付け具合が気持ちよくて、また身体をソファーに寝かせて大きく波打つように有希の奥へと昂りをぶつける。
深いキスもそれだけでは足りない。
けれどこれ以上ないくらい絡ませて離さない。
唇が離れても繋がったままの銀糸........途中には小さな水晶玉もキラリと光る。
切れる前にまた繋がりを求めるのは有希の方だった。