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抱き締めて、抱き締められて
第6章 ヤキモチ、妬かせちゃいました........

さて、やって来ましたイベントの日。

本日、土曜日。
コータはあたしのためにお仕事頑張ってます。
あたしは、登志彦さんに会いに....ふふふふふっ!


「有希......その笑い気持ち悪いよ?」


「そうだよ....登志彦さんに会えるの久しぶりだからって恐いよ?その笑み」


すみれとあんずのご指摘....厳しいです。


「愛する旦那が頑張って休日出勤してるのに....」


「愛されてる奥さまはその間に浮気とはねぇ~」


「う、浮気じゃないもん!登志彦さんは癒しだもんね!コータだって、わかってるもん........」


勢いよく言い出したものの、言葉尻は小さくなってしまう。
だって、約束したもん!
それに、今日のためにいっぱいエッチしたし........。


そうなんです。
イベント前夜というか今日の明け方まで.......
コータの腕の中でいっぱい哭かされたもん.......


『有希が一番愛してるのは誰?』


『ンッ....コータ、だよっ....』


『じゃあ、俺が愛してるのは?』


『あ、あたし....んンッ....』


『うん、正解....明日、わかってるよね?』


『ンッ....だい、じょぶ....コータ....ンッ....好き....だよっ....』


思い出しても恥ずかしいよぅ........。
本当は、ちょっと腰痛いんだもん。


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