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抱き締めて、抱き締められて
第7章 甘い時間

かといって、部長の甘えたが終わったわけではなくて............。
せっかく沸いたのに、部長はコーヒーを入れず、あたしのところに戻ってきた。


『ポフン』
仰向けで寝ると結構寂しい........と、あたしは思えるこの胸の膨らみに、部長の顔がダイブしてきた。


スリスリ左右に顔を擦り付けてはブラから見える膨らみに赤い痕をつけていく。


そんな部長が可愛くて、自然とすり寄る頭部を抱き締めた。


「あたしが大好きなのは貴方だけです。この間、会議室で抱かれたときも言いましたよね?」


「........言ってない」


ありゃ?
そうだっけ?
もしかして、余計に拗ねちゃった?


「えっ、と....コーヒー、飲まないんですか?」


「話........そらすな」


あちゃ~。
もっと、拗ねちゃった?



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