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第3章 朱莉

「麗~ 進路きめた?」

【上(進学)行く 朱莉は?】

「ん~ 就職」

【輝さん 知ってんの?】

「言ってない」

【早く 言いなよ また 朝までコースだよ】

!!!!


自分で 生きて行く 自信が 欲しかった
自立したかったんだ

今迄の 様に 何も 考えず 感情も 持たず 言われるまま されるがまま

自分の 意識で
自分の 考えで

やって 生きたかったんだ


その時も 何も 見えて無かったんだよ
周りが 支えて くれてるって事に