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あの日 君と僕
第2章 §2§



俺の動きが止まった。

というより、頭の中が真っ白になった。


「どぉしたのぉ…?」


うっとり、とでもいえるような顔をした先輩が俺の顔を見る。


「……あ、いや」

「なぁにー?」


先輩の目線もドアに行く。

そこには、どこかで見たことのある幼い顔の女が驚いた顔で立ち尽くしていた。


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