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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第3章 始動!
・
何故なら東の橋を渡って5キロも歩けばこの国に辿りつくことが出来るからだ
「歩くのが好きだと言われりゃそれまでだが‥
村を出る時に地図は持たなかったのか?」
「‥‥地図を見る風習がないから
たまに村から買い出しに出る大人達は風読みって言って風をみながら方向を定める“呼び人”を連れて行ってたし
それに、獲物を追いかけながら森を歩いたから」
「だから、迷った!ってことか‥っ
まあ‥生きて辿りつけたんだ。悪運の強さにはお見逸れいったよ」
ルイスは肩をすくめながら呆れ顔で言った
「わかった、東方面の地図でもう少し詳しいのを手に入れておくからまた、頼むよ‥!」
「え?もういいの!?」
「あぁ、お前も用事があるんだろ?
そのために今日は、早めに稽古もあげてもらう約束だったんじゃないのか?」
ルイスの言葉にアルはあっ!‥と思い出した
‥そうだった
乗馬の練習が‥
アルは慌てて椅子から腰を上げた
「じゃぁ、また」
「ああ、アル!!」
―――!?
出て行くアルをルイスは呼び止める
「さっきの話はまだ国家機密だからな‥」
精鋭部隊隊長の言葉にアルは黙って頷いた…
何故なら東の橋を渡って5キロも歩けばこの国に辿りつくことが出来るからだ
「歩くのが好きだと言われりゃそれまでだが‥
村を出る時に地図は持たなかったのか?」
「‥‥地図を見る風習がないから
たまに村から買い出しに出る大人達は風読みって言って風をみながら方向を定める“呼び人”を連れて行ってたし
それに、獲物を追いかけながら森を歩いたから」
「だから、迷った!ってことか‥っ
まあ‥生きて辿りつけたんだ。悪運の強さにはお見逸れいったよ」
ルイスは肩をすくめながら呆れ顔で言った
「わかった、東方面の地図でもう少し詳しいのを手に入れておくからまた、頼むよ‥!」
「え?もういいの!?」
「あぁ、お前も用事があるんだろ?
そのために今日は、早めに稽古もあげてもらう約束だったんじゃないのか?」
ルイスの言葉にアルはあっ!‥と思い出した
‥そうだった
乗馬の練習が‥
アルは慌てて椅子から腰を上げた
「じゃぁ、また」
「ああ、アル!!」
―――!?
出て行くアルをルイスは呼び止める
「さっきの話はまだ国家機密だからな‥」
精鋭部隊隊長の言葉にアルは黙って頷いた…