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贄姫
第3章 参
ぺちゃぺちゃと
田上が椿をむさぼるいやらしい音が
狭苦しい現国準備室に鳴り響いた。
「美味い、美味いぞ…」
モゴモゴと熱い息が吹きかかり
椿は顔をしかめた。
田上がさらに舌で敏感な突起に触れる。
昨晩、瓊乱にさんざんなじられたそこは
その甘美な刺激を覚えているのか
熱く滑る舌で触れられただけで
大きく身体が仰け反るほどに反応した。
「ここ、ここがいいのか…お前のイヤらしいのが溢れてくるぞ…!」
「くっ…ふ…」
嫌がって上体を起こそうとしたのだが
力が入らずに田上に屈した。
「しかし、なぜだ、なぜ刺青が見えない?
さてはお前、偽物か?」
騙したのか!
そう田上が憤り始めた。
どうやらこの妖は知能は低いようで
人の言うことなど聞かない。
「偽物のくせにこの儂を騙すとは!
けしからん!こうしてくれる!」
先ほどとは打って変わって
みるみる妖怪じみた顔をしはじめた田上がいた。
椿はすでに力が入らずさらに胸を乱暴に鷲掴まれ
よりいっそう秘部を吸われた。