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忘れられない指
第10章 選んだのは・・
彼との交わりが大きく存在しているという事。
私は・・
孝明の体に魅かれているのかもしれない。
彼とのセックスが忘れられなくて、そこにこだわっているから
心が停滞しているんじゃないだろうか・・
それがきっかけになって好きになる、ということも別におかしなことではない。
ないけれど・・
それを受け入れるほど大人じゃなかった。
目の前の、私を好きだと言ってくれた凌空の真実を手に取る方が
堂々と胸を張って周りに言える・・
そんなふうにしか考えられなかった。
恋ってたくさんしていいんだよ・・
真奈美さんの言葉を胸に
まずは凌空の気持ちに応えて新しい恋をはじめてみよう・・
決心がついた私は、シークレットで別れたばかりの凌空にメールをした。
明日会えるかな?
短い言葉に、OK2時にハチ公横で、とこれまた短い返事がきた。
じゃあさっそく明日の服選び。
いつもより女の子っぽいスタイルにしよう。
たまにはスカートをはいていこう。
ベッドの上にひろげた服を眺めていたら
心は凌空にむかって歩き出した。
私は・・
孝明の体に魅かれているのかもしれない。
彼とのセックスが忘れられなくて、そこにこだわっているから
心が停滞しているんじゃないだろうか・・
それがきっかけになって好きになる、ということも別におかしなことではない。
ないけれど・・
それを受け入れるほど大人じゃなかった。
目の前の、私を好きだと言ってくれた凌空の真実を手に取る方が
堂々と胸を張って周りに言える・・
そんなふうにしか考えられなかった。
恋ってたくさんしていいんだよ・・
真奈美さんの言葉を胸に
まずは凌空の気持ちに応えて新しい恋をはじめてみよう・・
決心がついた私は、シークレットで別れたばかりの凌空にメールをした。
明日会えるかな?
短い言葉に、OK2時にハチ公横で、とこれまた短い返事がきた。
じゃあさっそく明日の服選び。
いつもより女の子っぽいスタイルにしよう。
たまにはスカートをはいていこう。
ベッドの上にひろげた服を眺めていたら
心は凌空にむかって歩き出した。