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第11章 はじめての夜

ベッドに寝かされると、そのまま体を重ねられ再びキスの嵐を浴びた。
凌空の背中に手を回し、体を強く引き寄せる。
すでに彼の中心も硬く形作っている。

凌空の手がさっそく服をはがしにかかる。
あっという間に全裸にされてしまった。

もう少し時間をかけてくれてもいいのにな・・だって、恥ずかしいもの・・
いきなりすべてを見られて・・恥ずかしい・・・


なにも邪魔するものが無くなった体を大きな手がはい回る。
それこそ隅々まで。
どこが敏感に感じる場所か、まるで探し出して確認するかのように、
全身に手を這わせる。
時々ビクッと腰が浮いたりすると、もう一度同じところに刺激を与える。
何度も跳ねる私の体を楽しむかのように
凌空はそのたび抱きしめる。

そしていよいよ核心に指が入り込んできた。
大きく擦れるその指は、蜜をあふれさせるとすぐに、泉の奥底に突き入れられた。
もれる声とともに背中が反り返る。
凌空のたくましい腕が私の体を抱え起こす。

乳房を含まれ、後ろから泉に指を入れられ、
電流のようにびりびりとした快感が体を通り抜ける。
もう自分の力じゃ体を起していられなくらい。
頭もくらくらしてきた。