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忘れられない指
第11章 はじめての夜
その夜、久しぶりに狭いバスタブの中で湯につかりながら
昨夜の凌空との愛を思い起こした。
彼の手がなぞったところを自分でなぞり
彼に濡らされた秘密の場所にそっと指をすべらせ・・
ふと、指が止まった。
なにかが違う・・なんだろう?何が違うんだろう・・・?
違う・・それは比べるものがあるから感じること・・
そうだ・・孝明だ。
彼の指と凌空の指、それを比べているのだ。
もちろん、大きさとか太さとか、そういう当たり前のことじゃない。
それぞれの指が奏でた快感・・
簡単な言い方をすれば孝明のほうが・・好き。
凌空のも好きだよ、好きだけど・・
孝明のほうが・・気持ちよかった・・・
そういうの、おかしい事なのかな・・
セックスの気持ち良さを比べちゃうって、イヤラシイ事なのかな・・
よくわかんない・・
湯船の中で浮いている乳房を両手で掴む。
この胸も、この体も、心とおんなじくらい
愛される喜びに浸っているはずだよね・・
勢いよく湯をはじきバスタブから出ると
小さな鏡の中の裸をじっくりと眺めた。
昨夜の凌空との愛を思い起こした。
彼の手がなぞったところを自分でなぞり
彼に濡らされた秘密の場所にそっと指をすべらせ・・
ふと、指が止まった。
なにかが違う・・なんだろう?何が違うんだろう・・・?
違う・・それは比べるものがあるから感じること・・
そうだ・・孝明だ。
彼の指と凌空の指、それを比べているのだ。
もちろん、大きさとか太さとか、そういう当たり前のことじゃない。
それぞれの指が奏でた快感・・
簡単な言い方をすれば孝明のほうが・・好き。
凌空のも好きだよ、好きだけど・・
孝明のほうが・・気持ちよかった・・・
そういうの、おかしい事なのかな・・
セックスの気持ち良さを比べちゃうって、イヤラシイ事なのかな・・
よくわかんない・・
湯船の中で浮いている乳房を両手で掴む。
この胸も、この体も、心とおんなじくらい
愛される喜びに浸っているはずだよね・・
勢いよく湯をはじきバスタブから出ると
小さな鏡の中の裸をじっくりと眺めた。