この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
忘れられない指
第3章 恋のすすめ
入ってきたのは孝明だった。

スーツ姿の孝明はさらにカッコよさを増す。
紺地にピンストライプの、今時流行りの細身のシルエットのスーツ。
その雰囲気に合った先の細い茶色の靴。
ファッション業界で働く私から見ればお花二重丸を間違いなくつけられる。

「こんばんは~!あ、咲子ちゃん久しぶり!」

「久しぶり!孝明さん、相変わらず仕事着姿はかっこいいねぇ」

孝明と会うのは3週間ぶりだろうか。
私の隣の椅子を引きながら、そりゃどーも!と私の頭を撫でまわす。
髪をクシャクシャにされたけど、悪い気はしない。
本日2人目の男のタッチ。
若くてピチピチした体にはありがたい刺激となった。


「マスター、ビールね。それとピザトースト頼んます!まだ夕飯食ってないんだ」

いったんは腰掛けた孝明が、再び立ち上がりジャケットを脱いでハンガーにかけた。

「はいよ、じゃあまずビールでお腹脹らしててね。
 あ、咲子ちゃんも食べるかい?」

/175ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ