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忘れられない指
第3章 恋のすすめ
入ってきたのは孝明だった。
スーツ姿の孝明はさらにカッコよさを増す。
紺地にピンストライプの、今時流行りの細身のシルエットのスーツ。
その雰囲気に合った先の細い茶色の靴。
ファッション業界で働く私から見ればお花二重丸を間違いなくつけられる。
「こんばんは~!あ、咲子ちゃん久しぶり!」
「久しぶり!孝明さん、相変わらず仕事着姿はかっこいいねぇ」
孝明と会うのは3週間ぶりだろうか。
私の隣の椅子を引きながら、そりゃどーも!と私の頭を撫でまわす。
髪をクシャクシャにされたけど、悪い気はしない。
本日2人目の男のタッチ。
若くてピチピチした体にはありがたい刺激となった。
「マスター、ビールね。それとピザトースト頼んます!まだ夕飯食ってないんだ」
いったんは腰掛けた孝明が、再び立ち上がりジャケットを脱いでハンガーにかけた。
「はいよ、じゃあまずビールでお腹脹らしててね。
あ、咲子ちゃんも食べるかい?」
スーツ姿の孝明はさらにカッコよさを増す。
紺地にピンストライプの、今時流行りの細身のシルエットのスーツ。
その雰囲気に合った先の細い茶色の靴。
ファッション業界で働く私から見ればお花二重丸を間違いなくつけられる。
「こんばんは~!あ、咲子ちゃん久しぶり!」
「久しぶり!孝明さん、相変わらず仕事着姿はかっこいいねぇ」
孝明と会うのは3週間ぶりだろうか。
私の隣の椅子を引きながら、そりゃどーも!と私の頭を撫でまわす。
髪をクシャクシャにされたけど、悪い気はしない。
本日2人目の男のタッチ。
若くてピチピチした体にはありがたい刺激となった。
「マスター、ビールね。それとピザトースト頼んます!まだ夕飯食ってないんだ」
いったんは腰掛けた孝明が、再び立ち上がりジャケットを脱いでハンガーにかけた。
「はいよ、じゃあまずビールでお腹脹らしててね。
あ、咲子ちゃんも食べるかい?」