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忘れられない指
第3章 恋のすすめ

タンブラーを斜めに傾けサーバーからビールを注ぐマスターが、
眼だけを私に向けて聞いてきた。
「食べたいけど・・この時間に食べたら太っちゃう・・
このプロポーションが保てなくなっちゃうからなぁ」
両掌で胸を撫でながら腰まですべらせる。
オンナをアピールするつもりで体をくねらせたが、マスターは
大丈夫よ若いから、とピザトーストが中心の応えをくれただけ。
それがちょっと肩すかしで残念。
でも隣りに座る孝明は、口をつぐんだまま私の手の動きを目で追っていた。
ちら、と孝明の顔を見てみる。
目が合った。
その瞳ときたら、少しうるんでトロンとしていて、色っぽいったらなかった。
それでなくても整った顔立ちなのに、輪をかけていいオトコの面になっている。
私はドキドキし始めた。
体の芯が脈打ちだした。
完全に男を感じて体は反応していた。
マスターの声が耳に入らないくらい・・
眼だけを私に向けて聞いてきた。
「食べたいけど・・この時間に食べたら太っちゃう・・
このプロポーションが保てなくなっちゃうからなぁ」
両掌で胸を撫でながら腰まですべらせる。
オンナをアピールするつもりで体をくねらせたが、マスターは
大丈夫よ若いから、とピザトーストが中心の応えをくれただけ。
それがちょっと肩すかしで残念。
でも隣りに座る孝明は、口をつぐんだまま私の手の動きを目で追っていた。
ちら、と孝明の顔を見てみる。
目が合った。
その瞳ときたら、少しうるんでトロンとしていて、色っぽいったらなかった。
それでなくても整った顔立ちなのに、輪をかけていいオトコの面になっている。
私はドキドキし始めた。
体の芯が脈打ちだした。
完全に男を感じて体は反応していた。
マスターの声が耳に入らないくらい・・

