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忘れられない指
第5章 思いもよらぬ・・
「え?・・あ、そうだったの・・じゃあもしかしてこの前の夜・・
そうか、だから様子が変だったんだ・・」
思い当たる節が後から出てきたのだろう。
凌空の顔をチラッと見ている。
私を送りに出たことの意味がここにあったのか、とでも想像しているのだろうか・・
「まだ慎介さんにはなぁんにも言ってない。だから私の気持ちももちろん知らない・・
でももし、知られちゃったとしても・・お客として行ってもいいのかなぁ・・」
「イイに決まってるじゃない。
慎介さん、咲ちゃんのこととっても大事に思ってるじゃない。
もし咲ちゃんが来なくなっちゃったら・・慎介さん寂しがると思うよ」
あったかい息とともに耳元に流れた凌空の言葉に、素直にうなずくことができた。
そう、女として求めてもらえなくても私は慎介さんの娘さんの代わりとして
これまで通りかわいがってもらえばいいんだ。
しばらくの間は・・辛いかもしれないけど・・・
そうか、だから様子が変だったんだ・・」
思い当たる節が後から出てきたのだろう。
凌空の顔をチラッと見ている。
私を送りに出たことの意味がここにあったのか、とでも想像しているのだろうか・・
「まだ慎介さんにはなぁんにも言ってない。だから私の気持ちももちろん知らない・・
でももし、知られちゃったとしても・・お客として行ってもいいのかなぁ・・」
「イイに決まってるじゃない。
慎介さん、咲ちゃんのこととっても大事に思ってるじゃない。
もし咲ちゃんが来なくなっちゃったら・・慎介さん寂しがると思うよ」
あったかい息とともに耳元に流れた凌空の言葉に、素直にうなずくことができた。
そう、女として求めてもらえなくても私は慎介さんの娘さんの代わりとして
これまで通りかわいがってもらえばいいんだ。
しばらくの間は・・辛いかもしれないけど・・・