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忘れられない指
第7章 思いがけない誘い
「・・ありがとう、凌空さん。
そこまで言ってもらえてすごく・・うれしい。
私・・こう見えて甘えんぼだからさ、凌空さんの言葉にありがたく甘えさせてもらう。
心が落ち着いたら返事する。それまで待っててもらえる?」
「もちろん!待ってる。焦らずに待ってる。
それだけ真面目な気持ち・・ってこと、それだけはわかってほしい」
語尾が震えているのを聞いて、急に目のまわりが熱くなった。
力を入れないと涙の滴が落ちてしまいそうなくらい、心が揺れた・・
再びコーヒーの香ばしさが鼻をくすぐる。
マスターがコーヒーポットを持って私たちの横に立ち止まる。
おかわりいかが?特別サービスだよ・・
私と凌空は同時に顔をあげる。
ニッコリと微笑んでいる髭面に、よほど縁があるのかもしれないね、私たち・・と
目と目を合わせた。
そこまで言ってもらえてすごく・・うれしい。
私・・こう見えて甘えんぼだからさ、凌空さんの言葉にありがたく甘えさせてもらう。
心が落ち着いたら返事する。それまで待っててもらえる?」
「もちろん!待ってる。焦らずに待ってる。
それだけ真面目な気持ち・・ってこと、それだけはわかってほしい」
語尾が震えているのを聞いて、急に目のまわりが熱くなった。
力を入れないと涙の滴が落ちてしまいそうなくらい、心が揺れた・・
再びコーヒーの香ばしさが鼻をくすぐる。
マスターがコーヒーポットを持って私たちの横に立ち止まる。
おかわりいかが?特別サービスだよ・・
私と凌空は同時に顔をあげる。
ニッコリと微笑んでいる髭面に、よほど縁があるのかもしれないね、私たち・・と
目と目を合わせた。