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Natsukoi
第8章 衝撃の事実
「菜緒?」
「!!」

一瞬、菜緒の身体が固まった?

「はぁっ…」

暫しの無言の時間…時計の音しか聞こえてこない。

「親、帰ってんのか?さっき、部屋見た時、妙な違和感感じたんだよ?俺。」
「…。」
「なぁ。俺、怒らんし。正直に言えよ。」
「…。」
「俺、言ったよな?お前の力になりたいって。」
「…。」
「なんで、黙ってんだよ!!」
「ごめん…なさい…。」
「いや、泣くなよ。怒鳴ったの悪かったし。」
「ちが…う。いえ…なかった。」
「何があった?親、死んだのか?」
「ちがう。たぶん、生き…てる。」
「たぶん?」

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