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Love Emotion
第9章 告白
「うん、そう。それがいい」
「じゃあ、私のことも名前で呼んでよ」
「千佳、ちゃん?」
慶が少し照れたように私の名前を呼ぶ。
でも、ちゃん付けはちょっと恥ずかしいな。
「ちゃんは要らないよ。呼び捨てで大丈夫」
「――千佳」
「慶」
顔を見合わせ、互いに笑い合う。
好きな人と名前を呼び合うことが、こんなに幸せだなんて。
私、ちょっと思考が乙女過ぎ?
だけど、今はこの幸せを噛みしめていたくて、私はまだ自分を抱き締めている慶の背中に手を回して、ぎゅっと力を込めた。
「じゃあ、私のことも名前で呼んでよ」
「千佳、ちゃん?」
慶が少し照れたように私の名前を呼ぶ。
でも、ちゃん付けはちょっと恥ずかしいな。
「ちゃんは要らないよ。呼び捨てで大丈夫」
「――千佳」
「慶」
顔を見合わせ、互いに笑い合う。
好きな人と名前を呼び合うことが、こんなに幸せだなんて。
私、ちょっと思考が乙女過ぎ?
だけど、今はこの幸せを噛みしめていたくて、私はまだ自分を抱き締めている慶の背中に手を回して、ぎゅっと力を込めた。