この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Love Emotion
第11章 理由
児童養護施設を出たのは十年近く前。
妙に緊張する。
施設の入り口で応対してくれたのは、施設長だった。
「千佳ちゃん、久しぶりね」
「お久しぶりです、先生。あの、今日は付き添いもいるんですけど、良いですか?」
「付き添い?」
施設長が慶を見遣る。
「森山と申します」
「施設長の林(はやし)です。…そうね、第三者もいた方がいいかもね」
施設長は快く慶の同席を認めると、私達を応接室に通した。
「もうすぐ来るから、二人ともお茶でも飲んで待っていてね」
施設長はそう言って紅茶を出してくれたが、緊張でとても飲む気分になれない。
/165ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ