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Love Emotion
第12章 愛に包まれて
ひとしきり泣いたお母さんは、「じゃあ、これで」と恥ずかしそうに帰り支度を始めた。
帰る間際に、電話番号とメールアドレスを記した小さな紙を渡して、それを握る私の手を温かい両手で包んだ。
「気が向いたら、声を聞かせてね」
優しい声で話すお母さんに、やっぱり懐かしさを感じる。
「うん。気が向いたらね」
我ながら随分とぶっきらぼうな言い方をしているのに、お母さんは気にする様子もなく、静かに微笑んで施設をあとにした。
「先生、私達も帰るね」
すっかり冷めきった紅茶を一気に飲み干し、私と慶も施設を出て帰宅した。
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