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Love Emotion
第13章 世界の片隅で聞こえる歓喜の声
三ヶ月後。
「千佳!登販(とうはん)、受かった!」
私の部屋に来た慶が開口一番、満面の笑みと共に報告してきた。
以前から勉強していた登録販売者の試験に合格した慶は、これから仕事の幅も増えると言って嬉しそうな様子だ。
「おめでと、慶」
「ん、ありがとう!」
「お祝いしなくちゃだね」
慶がずっと頑張っていたのは知っている。
お祝いなんだから、ちょっとお洒落なお店で食べるのもいいかもしれない。
そんなことを考えていると、慶は私の左手を両手で包み込んだ。
「千佳!登販(とうはん)、受かった!」
私の部屋に来た慶が開口一番、満面の笑みと共に報告してきた。
以前から勉強していた登録販売者の試験に合格した慶は、これから仕事の幅も増えると言って嬉しそうな様子だ。
「おめでと、慶」
「ん、ありがとう!」
「お祝いしなくちゃだね」
慶がずっと頑張っていたのは知っている。
お祝いなんだから、ちょっとお洒落なお店で食べるのもいいかもしれない。
そんなことを考えていると、慶は私の左手を両手で包み込んだ。