この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Love Emotion
第5章 命の終わり

その間に私は床頭台(しょうとうだい)から仁木さんの荷物を取り出してワゴンに載せた。ワゴンはナース室に置いておき、朝になったら事務を通してNPO法人の担当に引き取りを依頼する。
連絡先のNPOに仁木さんの死亡を伝え、書類の処理や死亡までの看護記録の記入、カルテの整理をして、他の患者様のケアを行うと、あっという間に時刻は四時を回った。
持続点滴の交換を行ってから休憩室に入ると、いつの間にか戻ってきていた平山さんがコーヒーを準備していた。
前田さんもソファに座ってテレビを観ている。
連絡先のNPOに仁木さんの死亡を伝え、書類の処理や死亡までの看護記録の記入、カルテの整理をして、他の患者様のケアを行うと、あっという間に時刻は四時を回った。
持続点滴の交換を行ってから休憩室に入ると、いつの間にか戻ってきていた平山さんがコーヒーを準備していた。
前田さんもソファに座ってテレビを観ている。

