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Love Emotion
第5章 命の終わり
「あ、休憩入れそう?」
「はい」
私は休憩室に入り、鞄からカップ麺を取り出した。
ポットのお湯を注いで三分で完成したそれを啜りながら、朝一番のニュース番組を観た。
人気女優の熱愛スクープから、前日のプロ野球の試合結果、凶悪事件の続報まで幅広い内容のニュースを観ながら腹ごしらえをする。
食後にコーヒーを飲みながらぼんやりと過ごしていると、もう五時だった。
休憩は終わりだ。
ここからは怒涛のように仕事をこなさなければならない。