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Love Emotion
第6章 おつかれさま
心が落ち着くと、周囲を見る余裕も出てくる。
ふと、床に置かれている【模擬問題集】と題された冊子と何冊かのノートが目に入った。何気なく、ノートを手に取ってみる。
《ワーファリンに納豆の組み合わせは禁!》
《人体の仕組み!》
少し雑な字でぎっしりと埋められたノートには、医学的な単語が並んでいた。
…なんだこりゃ。
「あ、ごめん。それ、俺の勉強ノート」
「勉強?」
「ドラッグストアってさ、薬の販売資格を持っている人がいないといけなくてさ。一類以外の医薬品を販売できる、登録販売士の資格を持っている人が必要なんだって。ドラッグストア勤務の社員はもれなく受験してるから、俺もその試験受けるんだ」
ふと、床に置かれている【模擬問題集】と題された冊子と何冊かのノートが目に入った。何気なく、ノートを手に取ってみる。
《ワーファリンに納豆の組み合わせは禁!》
《人体の仕組み!》
少し雑な字でぎっしりと埋められたノートには、医学的な単語が並んでいた。
…なんだこりゃ。
「あ、ごめん。それ、俺の勉強ノート」
「勉強?」
「ドラッグストアってさ、薬の販売資格を持っている人がいないといけなくてさ。一類以外の医薬品を販売できる、登録販売士の資格を持っている人が必要なんだって。ドラッグストア勤務の社員はもれなく受験してるから、俺もその試験受けるんだ」