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Love Emotion
第7章 恋の話
助けてあげたい気持ちはあったが、当時は寮暮らしだったから、外部の人間をホイホイ中に入れたり、ましてや泊めることなどはできなかった。
苦労続きだった彼女は、一年ほど前からどこかの会社社長と付き合っている。交際するまでにも色々とあったらしいが、関係は今も良好なまま続いていた。
「千佳ちゃんと呑むのって、久しぶりだね」
居酒屋チェーンのテーブル席で、澪はファジーネーブルをごくりと飲んだ。
「相変わらず可愛いのを飲むよね」
「ビールは苦いからね」
ぺろりと澪が舌を出す。
対して私が飲むのは生ビールだ。カクテルやワインもいけるが、一杯目はこれがいい。
苦労続きだった彼女は、一年ほど前からどこかの会社社長と付き合っている。交際するまでにも色々とあったらしいが、関係は今も良好なまま続いていた。
「千佳ちゃんと呑むのって、久しぶりだね」
居酒屋チェーンのテーブル席で、澪はファジーネーブルをごくりと飲んだ。
「相変わらず可愛いのを飲むよね」
「ビールは苦いからね」
ぺろりと澪が舌を出す。
対して私が飲むのは生ビールだ。カクテルやワインもいけるが、一杯目はこれがいい。