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MY GIRL
第13章 誓い
激しい憎悪に満ちた瞳で…
…美咲を狙ってやがるな。
美咲が言ってた…何だっけ、とさか?って奴か?
美咲が起きたら確認しねぇと…
そう思ってると、
「ん…」
と美咲が寝返りを打つ。
可愛い寝顔を俺に向け、どんな夢を見てるのか、口角が緩く持ち上がる。
あーあ…可愛い。
ちゅ、と一瞬唇を塞ぐと、小さく唸ってゆっくり瞼が上がっていく。
ぱちぱちと瞬きを繰り返し、俺を見上げた美咲。
にっこりと微笑み、足を絡めてぎゅうっと抱き着いてくる。
上目遣いで見上げてくる美咲の頬に手を滑らせ、顔を屈めてキスを落とす。
触れるだけのキスから始まり、貪るようなキスに深さを変えていく。
美咲の上唇を軽く噛んで離すと、唾液の糸が伸びる。
「大樹とのキス…大好き」
囁くように言う美咲の言葉に微笑む。
「ん、俺も…。大好き…」
言いつつ唇を塞ぎ、抱き合ってキスに溺れる。
暫くキスに溺れ、唇を離す。
…ダメだ、気になって仕方ない、
「なぁ、美咲」
「ん…?」
微睡む瞳を俺に向ける美咲。
「さっきさ、俺が教室行った時一緒にいた男…誰?」
「…ん?一緒に?」
「うん」
俺を睨むあの顔が頭から離れない。
「美咲が俺に抱き着いてくる前、肩に手ぇ置いてた男」
「あー…?…あっ!戸坂くんの事?」
やっぱり…とさか、か。
「隣の席の、いっぱい話しかけてくれるー、とか何とか言ってたやつだよな?」
「そうそうー。よく覚えてるねぇ」
当たり前だろ。
俺の美咲に絡む男を忘れる訳がない。
「その男って、どんなやつ?」
「どんな?んー…かっこよくて、爽やか?」
…爽やかか?あいつ。
めちゃくちゃ睨まれましたけど。
「サッカー大好きでね?授業中ずーっと寝てるのに頭良くて、女の子からも人気で…あ、何かね、「俺束縛激しいよ」って言ってた~」
束縛激しい…?
そんな事、普通言わなくね?
それにあの睨み…怒りと嫉妬が混ざった、鋭い睨み。
…美咲を狙ってやがるな。
美咲が言ってた…何だっけ、とさか?って奴か?
美咲が起きたら確認しねぇと…
そう思ってると、
「ん…」
と美咲が寝返りを打つ。
可愛い寝顔を俺に向け、どんな夢を見てるのか、口角が緩く持ち上がる。
あーあ…可愛い。
ちゅ、と一瞬唇を塞ぐと、小さく唸ってゆっくり瞼が上がっていく。
ぱちぱちと瞬きを繰り返し、俺を見上げた美咲。
にっこりと微笑み、足を絡めてぎゅうっと抱き着いてくる。
上目遣いで見上げてくる美咲の頬に手を滑らせ、顔を屈めてキスを落とす。
触れるだけのキスから始まり、貪るようなキスに深さを変えていく。
美咲の上唇を軽く噛んで離すと、唾液の糸が伸びる。
「大樹とのキス…大好き」
囁くように言う美咲の言葉に微笑む。
「ん、俺も…。大好き…」
言いつつ唇を塞ぎ、抱き合ってキスに溺れる。
暫くキスに溺れ、唇を離す。
…ダメだ、気になって仕方ない、
「なぁ、美咲」
「ん…?」
微睡む瞳を俺に向ける美咲。
「さっきさ、俺が教室行った時一緒にいた男…誰?」
「…ん?一緒に?」
「うん」
俺を睨むあの顔が頭から離れない。
「美咲が俺に抱き着いてくる前、肩に手ぇ置いてた男」
「あー…?…あっ!戸坂くんの事?」
やっぱり…とさか、か。
「隣の席の、いっぱい話しかけてくれるー、とか何とか言ってたやつだよな?」
「そうそうー。よく覚えてるねぇ」
当たり前だろ。
俺の美咲に絡む男を忘れる訳がない。
「その男って、どんなやつ?」
「どんな?んー…かっこよくて、爽やか?」
…爽やかか?あいつ。
めちゃくちゃ睨まれましたけど。
「サッカー大好きでね?授業中ずーっと寝てるのに頭良くて、女の子からも人気で…あ、何かね、「俺束縛激しいよ」って言ってた~」
束縛激しい…?
そんな事、普通言わなくね?
それにあの睨み…怒りと嫉妬が混ざった、鋭い睨み。