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MY GIRL
第21章 新しい仲間達
「なぁ翔ちゃん…麻友に初対面で素出される人間、俺初めて見たんだけど」

「俺も。やっぱ蒼汰凄ぇわ」

「…何、翔平…まさかこいつ、あんたの本性見破ったとか言わないよね?」

「あれ、さっき言わなかったっけ?そうだよ」

翔がそう言うと、汚い物を見るかのような目で俺を見てくる麻友ちゃん。

「有り得ない…。いやまずどうして周りの人間、翔平の作り笑いに気付かないの?意味分かんない。バカだから?」

「それだよな。明らかに作ってるって分かるよなこいつの笑顔。目とか細めすぎだし胡散臭いって思うのに」

「そうそれ思った!何この胡散臭い男、キモ!って!」

「…おいこら君達結構酷いな?」

「今ではラブラブな彼氏だけどね〜」

「翔お前…選ぶ女完全に間違えたな」

「蒼汰くん。…違う、あんたなんかマジで童貞でいい。表出ろや童貞」

「ちょ、だからおかしいってそれ!何回童貞じゃないって言えばいいんだよ」

「あんたはあたしが認めた非童貞じゃないから」

…意味分からん。

「だから童貞じゃ…」

「不本意なんでしょ?非童貞なの」

性格悪ぃなこの女!

「あぁ不本意だよ…悪いかよ」

「はぁ!?悪いに決まってるわ!ねぇバカなの!?あんたに抱かれた子が可哀想!…あ。じゃあ…その子の代わりに、あたしがあんたのアソコ使い物にならなくしてやろっか…」

そう言いながら近付いてくる麻友ちゃんに本気で寒気がして後ずさる。

にこにこしてるけど…目がマジだ、笑ってねぇ…

絶対この子有言実行タイプだぞ!

じりじりと壁際に追い詰められ、麻友ちゃんの左足が宙に浮いた時。

「まーゆ。そこまで」

近寄ってきた翔に後ろから抱き締められた麻友ちゃんが、不満気に口を尖らせる。

「麻友…他の男とそこまで仲良くなってんの俺、初めて見たんだけど?幾ら蒼汰だからって許せねぇわ…めちゃくちゃに妬いて壊しちゃうよ?」

「…怖。だってぇ…」

「だってじゃなーい。夜離さないから…覚悟してな?」

「待っ…、嘘でしょ!?」

「麻友に嘘付いた事あったっけ俺」

「…ないですね疚しい事あってもそのまま正直に言うもんね」

「麻友が一番だもん。…愛してる」

「っ…、なっ…やめてよ部外者がいる所でそんな事!」

言いつつ俺を軽く睨んでくる。

…俺かよ。


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