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MY GIRL
第21章 新しい仲間達
東京に来て、同棲を始めてから。

セックス三昧だぁ…

毎晩毎晩大樹を求め求められ、飽きる事なく体を重ね合わせてるあたし達。

数日前までは、大樹は大学と会社があってもあたしはずっと部屋にいたから、大樹のされるまま。

帰ってきてあたしを求め、朝も行く直前まで離して貰えず、離して貰えても動けなくなるまで求められたせいで体は重くて。

その、愛しい体の重みをベッドで癒して、部屋の掃除やご飯の下拵えをしながら大樹の帰りを待つ毎日だった。

すると自分でも分かる程、あたしの肌は潤った。

高校生時代…数週間に、数ヶ月に1度しか会えない生活を送ってた時よりも、遠距離だった時よりもあたしの肌は潤いを増して。

くびれも更に出来たし、髪も綺麗に伸び始めた。

元々ニキビが出来ない肌だったけど、化粧水を始め化粧の乗りもよくなって。

いい事だらけだった。

大樹効果は凄いな。

最奥に押し込まれて放たれる熱い液体を感じながら、幸せを噛み締めて。

大樹の手をぎゅっと握り締めた。







朝からの強烈なセックスで眠気も醒め、体が癒えてくると、あたしの中から抜けた大樹は体を起こしてベッドを抜けて。

あたしの髪をくしゃりと撫でて寝室を出ていった。

その後ろ姿をベッドの中から眺め、暫く天井を仰ぐ。

そして気怠い体を何とか起こし、スマホに手を伸ばした。

…う、あとちょっとなのに。

電気スタンドが置かれてる台をなぞり、もう少しで指が触れる…!という所で。

後ろから伸びてきた手に攫われたあたしのスマホ。

「ん」

あたし手に載せられ、そのままあたしの体を抱いてベッドに座る大樹は、ペットボトルの水を飲んでいて。

飲み物を取りに行ってたのか…

「ありがとう…」

お礼を言ってスマホの時計を見ると、6時15分。

「あ…大樹、朝ご飯作るね」

「…ん。今日は大学の日だから、ゆっくりでいいよ」

言いつつ飲みかけのペットボトルが渡される。

受け取って飲もうとすると、なぜか奪われて。

ペットボトルの水を呷る大樹を見上げると、そのまま唇を塞がれて口内に水が注ぎ込まれた。

それを何度か繰り返し、ペットボトルを空にするとイヤらしく唇を舐めて。

「美咲、講義9時すぎからだったよなぁ?もう3回位出来ると思うけど…どう?」


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