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男の娘のボクに彼女と彼氏ができるまで
第4章 ボクたちの好きなこと
ボクは一瞬で凍りつく。

なんで。
どうしてこんなタイミングで。

今の格好を思い出して青ざめる。
ベッドの上、柳くんと裸で二人きりのままだ。

百合音さんは入口に仁王立ちになると、これでもかというほど目を見開いていた。
眉毛がぴくぴく引き攣っている。

「あれ、思ったより早かったね、百合音」

柳くんは呑気な声で言った。
この状況がわかっているのだろうか。
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