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第4章 ボクたちの好きなこと

「いやぁ、だって百合音、いっつも俺好みの子とくっつくんだもん。よく毎回こういう子見つけてくるよねぇ。男の娘ってのにはびっくりしたけど、でもすっごくハマっちゃった」

「盗撮癖についてはもう諦めたけど、それで彼氏を脅すのはやめろって言ったでしょ！」

百合音さん、盗撮も知ってたんなら禁止してください。

「や、柳くんが、百合音さんの動画をみんなに見せるって……」

ボクが涙目で百合音さんに訴える。