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第4章 ボクたちの好きなこと

「すごく固くなってる」

百合音さんは髪をかきあげると、ニヤリと笑ってボクの股間に口づけた。
美しい赤い唇に、ボクのものが飲まれていく。
ボクは泣きそうになりながら、その光景を眺めていた。

「じゃあ俺も、こっち責めちゃおうかな～」

「だ、めっ……！」

後ろの入口に柳くんの指が触れる。
さっきまで散々なぶられていたボクの体は、それをすんなりと受け入れてしまう。