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男の娘のボクに彼女と彼氏ができるまで
第4章 ボクたちの好きなこと
ボクは重い首をぎぎぎと上げて、唸るように訴えた。
「ボ、ボクは百合音さんが好きです……」
「ほらね」
百合音さんが勝ち誇った顔をした。
柳くんが唇に指を当てながらこっちを見る。
「でも桜李くん、動画バラまかれたくないんでしょ?」
「え? さっき、百合音さんが映ってるからそんなことしないって……」
柳くんは爽やかな顔でにーっこりと笑った。
「桜李くんしか映ってない特別アングルバージョンもあるんだ。これなら心置きなくネットに流せるね」
この鬼!
「ボ、ボクは百合音さんが好きです……」
「ほらね」
百合音さんが勝ち誇った顔をした。
柳くんが唇に指を当てながらこっちを見る。
「でも桜李くん、動画バラまかれたくないんでしょ?」
「え? さっき、百合音さんが映ってるからそんなことしないって……」
柳くんは爽やかな顔でにーっこりと笑った。
「桜李くんしか映ってない特別アングルバージョンもあるんだ。これなら心置きなくネットに流せるね」
この鬼!