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息のかかる距離
第6章 料理店
待ち合わせをし
歩夢以外の友達が
やって来た

まず見つからない場所を確保して…

「今日は肉じゃがと筍の煮物、後何かいる?」

「いつものでいいかな?」

こそこそぼそぼそと…

歩夢が来た
やっぱりカウンターに来た
「昨日はありがとう、おかげさま風邪引かなかった、少し残念だけど」

「昨日何かあったのか?香奈さん」

「この間言っていた彼と別れたら…この方が告白して来た…」

「やっとか、歩夢君」

「何…私だけが片思い続行していたんだ…教えてくれても…」

「今日は…
肉じゃがと筍の煮物」

「じゃあもらうね~それと…熱燗で、歩夢君もどうかな?」

「いただきます」


「念願かなった気分はどうかな~」

「いや~これからですよ…」


「いい雰囲気でしょう?」

「いらっしゃい。私香奈の母親です、こういう店してたら…風当たりが強いから気にはしてたんですが… 」

「大丈夫ですよ…普通の家庭と何かわりなくです」

「それを聞いて安心しました」


「香奈さん、何か後ろ凄く気になるんですが」

「後ろ?歩夢さんの友達がいらっしゃってます、あちらに移りますか?」
「いい、これ食べたら帰るから」

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