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息のかかる距離
第13章 結果的に
香奈の携帯を鳴らしたけど、応答しない

合い鍵を使って行った

「香奈ちゃんいる?」
「歩夢さん…」顔見るなり、胸に飛び込んで来た「怖かった」
「ごめん、こんな事になって本当にごめん」
優しく抱きしめた

「何があったの?怒らないから話てごらん」
「ただ転んだだけ…」
「もう何も言わないから本当の事を あの課で何があったの?あれからいろいろと密告が来たから安心して話して…」

今まであったことを話した。

「香奈がどこの会社の社長とも仲良くしていたら、都合悪いんだって 特に歩夢さんとは…」

無言で抱きしめ
優しく唇を重ね
胸に引き込み、抱きしめた。

「歩夢さん」
「んぅ?」
「いろいろとありがとう」
「お別れするみたいな言葉は…いらないから僕がちゃんと守り切れなかったんだし、僕こそごめん」
「お腹すいてない?」
「すいたけど香奈ちゃんを食べたい」

歩夢の前で全て脱ぎ捨て「歩夢さんどうぞ、いくらでもおかわり自由だよ」
「遠慮なく、頂きます」
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