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先生、早く縛って
第13章 管理されるカラダ
「おはようございますっ」
ドキドキする心を見透かされないように平静を装って車に乗り込むと、先生はバッグを受け取ってくれる。
そして今日の私はすぐにシートベルトをカチャリと締めた。うれし過ぎて顔が、見れない……
「ずいぶん大きな荷物だね…………あれ? シートベルト締めちゃったんだ。今日も俺がやってあげるの楽しみにしてたのに」
「えっ? ご、ごめんなさい……」
シートベルトを? 本当に? うれしいけど……
「ハハハッ……そんな訳ないだろ? 出発するよ」
……またからかわれた。やっぱり子供扱いされてるのかな
「先生でも冗談とか言うんですねっ」
ついつい棘のある言い方になってしまう。