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先生、早く縛って
第15章 見られるだけで感じちゃう

「いや、あの人は祭りとか好きじゃないし……今日は家にいないだろう。それに急だったしな。それより、さっきデパートで小さな子供におじちゃんて言われたよ。確かに微妙な気持になるな」
近くに置いてあるスツールに腰かけながら先生が思い出したように言う。
なんだぁ……デパートの話か……
「だろ? 店に来る子供にたまに言われるんだよ」
微妙っていうか……実はかなりショックな感じの先生の表情が面白くて私はクスクス笑ってしまった。
やっぱり石塚さんの前で見る先生は、学校で見るのと全然違う……
すると、そんな私に気付いてか、ローターの振動が急に強くなった。
「は……うっ……」
ビクビクと身体が揺れてしまうのが抑えられない……
「おい、この変態王子……何を仕込んでるんだよっ。俺はこれからお仕事すんだ! スイッチ切れよ!」

