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先生、早く縛って
第23章 古都の夜

そうすることが当然のように感じる。

いつもの俺ならまずやり方を知ろうとするが……そんなものは分からない。
そんなのどうだっていいことなんだ。

左の手首と左の足首を。
そして右の手足も同じようにそれぞれ縛ると、蓉子の秘所が丸見えになる。
俺は、初めてはっきりと見る女の性器を魅入られたように見つめた。

ぐちゃぐちゃに濡れた女の器官……
手入れをしてあるのか、とても小さく感じられる茂みの下にある肉の裂け目。
そこからは透明の雫が今にも溢れそうになっていた。

「あの、灯りを……」

灯りのついたままの室内に、蓉子が控えめに反論しようとする。

しかし俺は蓉子の願いを無視して……足の間に割り入り、冷めた目でその部分を覗き込んだ。

「灯りを……どうして欲しいの? 見ているだけで、蓉子の中からいやらしい汁がどんどん溢れ出してくるんだ。ああ、そうか……もっと明るくして欲しいのかな」

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