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先生、早く縛って
第26章 幼馴染
それにしても、家庭教師……? 俺が?
「おい、石塚……」
訳のわからない展開に、説明を求めて石塚の方を見ると……凛に相手にされずにふてくされた顔をして座っていた。
「……前からおじさんたちに頼まれてたんだよ。この辺じゃお前のオツムの良さは有名だからな。だけど俺は凛のためを思ってずっと阻止し……」
「ちょっと! イッシーどういうこと?! 応援してくれてたんじゃないの?」
石塚に文句を言っている凛が俺の腕に腕を絡ませるようにしてすり寄ってくると、白く透けたブラジャーに包まれた胸の感触が伝わってくる。
思わずハッと身を堅くすると……そんな俺のことを石塚が血走った目を皿のようにして見ているのに気が付いた。
「おいっ、変態! やっぱりダメだ……カテキョなんてやらしすぎるだろ! 凛、こいつは変態大魔王なんだ! 兄ちゃんは……兄ちゃんは……」