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先生、早く縛って
第32章 仕組まれた罠

夕焼けを通り越して、もう暗くなりかけてきた部屋で……私はスマホとにらめっこしていた。

久々のオナニーをしたらその後うとうとしちゃって……突然掛かってきた電話にビックリして起きると、それは担任の先生からだった。

話の途中でパンツも履いてないことに気が付いた時は恥ずかしかったけど……体調が急に悪くなったという話は信じてくれて、今度からはちゃんと職員室に寄るようにと言われただけだった。

それから学校で食べるはずだったお弁当を食べて……どうやって先生に連絡するかに頭を悩ませているうちにこんなに暗くなってしまった。

とにかく先生にメールをしよう。
ちゃんとした話は会ってからしたいけど……まずは今日、授業をサボっちゃったことを謝った方がいいよね。今日はもう暗いから、明日とか会えるかなぁ……

話したいことがいっぱいある……でも〝愛奴隷〟の本のことは、もし何か手がかりが掴めたらのサプライズしようかな……

と、そんなことを考えていたら手の中のスマホがピコン! と音を立てた。

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