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先生、早く縛って
第32章 仕組まれた罠
「ひゃあぁぁっ……!」
私は思わずベッドの上にスマホを投げ出した。
誰だろう……?
一瞬、神谷くんの顔が浮かんで……気まずい気持ちになったけど、部活の後は塾にも行ってる神谷くんからこんな時間にメッセージが届くなんてほとんどない。
っていうか……もしかしたら、先生かも……?
お互いに同時に電話して、繋がってるね……なんて、何かの歌の歌詞にもあって……そういうのずっと憧れてた。
先生と私だったら、もしかしたら同じ時に同じことを考えて……っていうのもあるんじゃない?!
きっとそうだ……そうに決まってる!
あぁ、ドキドキするな……
だって何か特別な予感がするの。
私はスマホを手に取った。