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先生、早く縛って
第35章 大人の階段

帰り道、また並木道を歩きながら川の反対側の歩道を見ると……

「あ、麻衣子ちゃんだ…」

沙也加ちゃんの家の方向に麻衣子ちゃんが歩いていく。
声を掛けようかと思ったけど……もしかしたら沙也加ちゃんは私と会ったことを知られたくないかもしれないな……

そう思ってただ見つめていると、麻衣子ちゃんがこちらに気付いて大きく手を振ってくれた。私もそれに応えて手を上げる……

……沙也加ちゃんにも明日は来るんだ。
それはきっとただ過ぎて行く時間の結果に来る明日ではなくて、新しい明日のはず。

そして私も……前に踏み出そう。

「あの……先生、元気ですか?」

私は一番知りたかったことを石塚さんに訊ねていた。

「うん、元気だよ。元気で……」

そこで石塚さんは桜の木を見上げ大きく深呼吸をした。

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