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先生、早く縛って
第38章 先生、早く縛って
お仕置き……クスコを手に取りながら言う先生のその言葉にキュンとなる。
それは私にとって、アイドルが言うどんな甘い台詞にだって敵わない言葉だった。
「これでどこを見て欲しいの? 俺専用のおまんこの中……だったか?」
かぁぁぁ……と顔が赤くなる私。
「身体検査をしよう」
「…………はい、先生」
見透かされてる気持ち。私が求めていること……
私は初めての告白の日のように、夕陽に照らされる部屋で自ら足を開く。
気付くと、部屋が夕陽で真っ赤に染まっていた。部屋の壁の色のせいで、赤く染まるどころかまるで燃え盛っているみたいだ。
あの理科室から遠く離れて……今は、先生の住むフランスの……こんな遠い場所のベッドの上で。
今はちょっとの間しか一緒にいられないけど、私は何にも怖くない。