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先生、早く縛って
第38章 先生、早く縛って
それは、私がロープを入れて持ってきていた巾着袋だった。そして今はその袋の口からはクスコが覗いている。
ば、ばれちゃった……
「どうしたの……結衣、これ…………」
先生がその中身をベッドの上に出すと、クスコに続いてアイマスクやボールギャグ、そしてミニ電マにバイブが転がり出す。
どんな想像をしたのかちょっと険しい顔の先生。
誤解です……先生!
「あの……先生がその気になってくれなかったら、これで誘惑しちゃおうと思って……お兄ちゃんのパソコンとカードで……」
「全く……どういう誘惑だよ。そんなの必要ないだろ?」
「ハイ……ごめんなさい……」
「でも……クスコか。本当は〝ご褒美〟をやらないといけないと思っていたんだが……結衣は〝お仕置き〟が欲しいみたいだな」