この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
message~僕は、今でも君が好きです。~
第8章 妊娠
ハァッ…

暫しの無言…。

「俺が、君をお母さんと呼んだ意味、察しはつく?」

優季父、俺をジッと見る。

「はい…。」

ゴクッ…

「優季に子供が出来た。」
「…。」(俺、母さん)
「気付いたのは、家内だった。」

ハァッ…

「まだ、17歳だ。高校を出たら、大学にも行かせる予定だったのに。よりにもよって、妊娠。」

ギュッ…

ソファに座り直す。

「はい…」
「君は、やっと18歳?」
「はい…」
「まだ、学生だし、これから就職もしなくてはいかん。」
「はい…」
「高校を出ての初任給知ってるか?」
「いえ…」
「わずか、14万だよ?色々引かれると10にも満たない企業もある。」
「はい…」

「俺が、言いたい事、わかるか?」
「中絶?」
「と、もう1つ。」
「別れろ?」
「そうだ。このまま、付き合っても、また同じ事の繰り返しにもなるやも知れん。たった、1度の中絶で、子供が一生出来なくなる場合もある。そうですよね?小林さん。」
「はい。私、科は違いますけど、患者さんの話をよく聞きます。」
「あの!優季さんは?」
「部屋に鍵を掛けて、出てこない。」
「会えますか?」
「君なら、開けてくれるだろ?部屋は、2階に上がって、左側だから。」
「はい。」
「それまで、ちょっとお母さんと話してるから。」
/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ