この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘蜜に濡れて
第10章 suger&spice
相変わらず一緒のお風呂を断られた撥春は汗を流して出てくる。
交代であいりはニコルから貰った紙袋とパジャマを手にバスルームへ向かった。
シャワージェルを手に取り、シャワーで洗い流す。
バスタオルで身体を拭うと、紙袋から下着を取り出した。
「なっ…!」
ニコルがくれたからと油断していた。
里美が関わっているのは必至なのに。
キャミソールとショーツのセット。
が、それは一般的な下着とは画を逸していて、ランジェリーと呼ばれるものだった。
深紅の総レースは何をどう隠しているのか。
寧ろ際立たせるだけのそれは装飾品だった。
「え、どういう事…?」
その機能、付加価値にあいりは絶句した。
「水飲む?」
「…ぁ、はい…」
「酔い覚めた?」
今パジャマの下に身につけているランジェリーに目が覚めないわけがない。
里美はあのまま用意していた下着を持って帰ってしまったらしく、何も身につけないよりマシだという理由しか見当たらなかった。
「どうかした?」
「ぃえ…」
なるべく身体を動かさないように、慎重にソファに座る。
交代であいりはニコルから貰った紙袋とパジャマを手にバスルームへ向かった。
シャワージェルを手に取り、シャワーで洗い流す。
バスタオルで身体を拭うと、紙袋から下着を取り出した。
「なっ…!」
ニコルがくれたからと油断していた。
里美が関わっているのは必至なのに。
キャミソールとショーツのセット。
が、それは一般的な下着とは画を逸していて、ランジェリーと呼ばれるものだった。
深紅の総レースは何をどう隠しているのか。
寧ろ際立たせるだけのそれは装飾品だった。
「え、どういう事…?」
その機能、付加価値にあいりは絶句した。
「水飲む?」
「…ぁ、はい…」
「酔い覚めた?」
今パジャマの下に身につけているランジェリーに目が覚めないわけがない。
里美はあのまま用意していた下着を持って帰ってしまったらしく、何も身につけないよりマシだという理由しか見当たらなかった。
「どうかした?」
「ぃえ…」
なるべく身体を動かさないように、慎重にソファに座る。